今朝9時からの農林水産委員会で、30分の質疑を終えました。
与党は与えられる時間が少なく、持ち時間が30分しかありませんでしたが、何とか法案全般にわたって指摘すべき点は網羅できたと思っています。
加工原料乳生産者補給金、指定団体制度は、昭和41年に加工原料乳生産者補給金等措置法、いわゆる「不足払い法」度が施行されて以降、これまでわが国の酪農の発展に重要な役割を果たしてきました。
「不足払い法案」は、時の池田勇人首相や農政のドンと言われた、河野一郎先生が強硬に反対する中、当時は農林省の官房長だった檜垣徳太郎先生が、格下げとも言える異例の人事で畜産局長に就任し、命がけで作り上げた法律です。
今回、これまでの暫定措置ではなく、「畜産経営の安定に関する法律」に恒久的な制度として書き込んだ事は大きなことだと思っています。
質疑を通じて、より理解が深まり、できる限り広く賛成を得ることができれば有難いと思っています。
本会議終了後、西米良村の黒木村長が、5月12日から13日にかけての豪雨によって発生した、国道219号線の道路災害について説明に来てくださいました。
これから雨の多いシーズンにもなりまし、夏の花火大会などへの影響を考え、郡司副知事とも連絡を取り合い、早期の復旧に向けて努力して参ります。