昨日は、高千穂家畜市場で開催された子牛のセリ市に参加してから、上京しました。
今月開催された児湯郡の初セリでの平均価格は、前年同月と比べて約8万円近く安くなり、昨日の高千穂市場でも、同じく約11万円安となりました。
しかし価格が大きく下落した昨年7月からは上向いており、昨年限りだった子牛の臨時対策は1月以降も継続することになっています。更に、年末需要で上向いていた枝肉価格は、今年に入っても前年同期を上回っていますので、今後の動きに期待をしたいと思います。
さて本日は、全国棚田(千枚田)連絡協議会(会長:滋賀県高島市長、副会長:和歌山県那智勝浦町長、理事:長野県小谷村長、徳島県上勝町長、山口県長門市長、山形県大蔵村長他総勢17名)の皆様がお越しくださいました。
この協議会は、棚田を有する市町村等で構成され、棚田を通じたネットワーク化や地域活性化を図る組織で、毎年、「全国棚田サミット」を開催するなどの交流事業等を行っています。
今回は、棚田地域振興の推進について要望書をご持参され、特に、令和7年3月31日までとなっている棚田地域振興法の期限延長と関連事業の継続についてご要望をいただきました。
棚田地域振興法は、私が座長を務める「自由民主党 棚田支援に関するプロジェクトチーム」が中心となってとりまとめ、令和元年に成立・施行された議員立法です。要望のあった期限の延長については、単に延長するのではなく、これまでの効果や問題点をしっかりと検証をした上で、支援の拡充など棚田地域の皆様のご期待に応えられるよう尽力してまいります。
また、令和6年能登半島地震では、被害の全容はまだ明らかになっていませんが、「世界農業遺産」や「つなぐ棚田遺産」に認定されている「白米千枚田(石川県輪島市)」に大きな被害が発生し、私も心を痛めております。道路など交通インフラの整備も含めて、一刻も早い復旧・復興に向け、関係者の皆様と力を合わせて努力してまいります。
今週金曜日に通常国会が召集されます。会期は6月23日までの150日間です。先ずは令和6年度予算案の成立と、そして何よりも国民の皆様の政治への信頼を取り戻すために、全力を尽くしてまいります。
今週末は、宮崎に戻り「拉致問題を考える国民の集いin宮崎」に参加します。政治が結果を出せていないことに対し、衆議院「北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会」の委員長をはじめ初当選以来ずっと携わって来た者として大変申し訳なく感じており、改めて一日も早い拉致被害者全員の帰国実現に向けて、全身全霊で取り組んで行くことをお誓い申し上げます。