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江藤拓 日常活動報告

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棚田地域振興法の基本方針決定

今日のブログは長文です(^^;

今朝は諸塚村小学校六年生16名が国会見学に来てくれました。
正に地域の日本の宝である子供達の為に頑張らねば!と思います。

その後、自民党の県議会議員の皆さんに官邸までご訪問いただき、色々と意見交換もできました。
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また本日午前の閣議では、棚田地域振興法の基本方針が決定されました(^∇^)!
その趣旨及び序文に、政府の棚田地域に対する現状認識と棚田地域を守っていこうという強い意志が示されていますので、少し長いですが、全文を最後に掲載します。
内閣府でも首相官邸ホームページに棚田地域振興法のページを立ち上げましたので紹介します。
午後は日米二国間交渉の関係で、森山先生(TPP・日EU・日米TAG等経済協定対策本部長)と二人で、安倍総理にお会いしてきました。

現在、茂木経済再生担当大臣がライトハイザー通商代表と火花を散らして協議している最中ですが、日曜日には安倍総理とトランプ大統領との会談がセットされる可能性も高いという事ですので、総理には、先日の対策本部で出された意見、党内の厳しい空気をしっかりお伝えしました。



棚田地域の振興に関する基本的な方針

○ 趣旨
 我が国の棚田は、有史以来、長きにわたり国民への食料供給にとどまらず、国土の保全、水源の涵養、自然環境の保全、良好な景観の形成、伝統文化の継承等に大きな役割を果たしてきた。まさに棚田は、国民共有の財産であり宝である。しかしながら、全国各地で歴史的にも地域的にも多様な棚田が、担い手の減少等により数年後には荒廃してしまう危機に直面しており、早急に効果的な対策を講ずることが不可欠となっている。政府としては、こうした実情を重く受け止め、今般、成立した棚田地域振興法に基づき、政府全体で総合的な支援の枠組みを構築し、棚田が存在する地域の振興を通じて棚田の保全を図っていくこととしたもので、本基本方針は政府としての強い決意と施策の指針を示すものである。

○ 序文
 我が国は「瑞穂の国」と言われるように古来から稲作が盛んであり、農業生産条件が不利な中山間の傾斜地においては、多大な手間をかけ、斜面部分である法面を石積や土で固めて棚田を形成し、その棚田で脈々と米の生産が行われてきた歴史があり、その営みが、地域遺産・資源として価値のある棚田を全国各地に生み出している。
 そうした棚田は、農産物の供給にとどまらず、国土の保全、水源の涵養、生物の多様性の確保その他の自然環境の保全、良好な景観の形成、伝統文化の継承等の多面にわたる機能を有しており、国民共有の財産として認識されている。
 一方で、棚田の保全には、その地形的な条件不利性等から多大なコストを要するのが実情であり、農業の担い手の減少、高齢化の進展もあいまって、棚田が荒廃の危機に直面している。地域によっては、棚田オーナー制度等の都市農村交流の取組を通じて、地域外の活力も導入しながら棚田の保全、棚田地域の振興を図っている地域もみられるものの、そのような地域は限定的である。また、各府省庁の既存の施策で、棚田の保全、棚田地域の振興に効果的と考えられるものがあるものの、棚田地域で十分に周知・活用されていない実情がある。
 そのような状況の中、今般、貴重な国民的財産である棚田を保全し、棚田地域の有する多面にわたる機能の維持増進を図り、もって棚田地域の持続的発展及び国民生活の安定向上に寄与することを目的として、棚田地域振興法(令和元年法律第42号。以下「法」という。)が成立し、公布・施行されたところである。
 本法を契機として、棚田を国民的財産として保全する意識が広く国民の間で醸成され、地域の自主的な努力を助長しつつ、多様な主体が連携・協力することで、棚田の保全、棚田地域の振興が一層図られることが期待される。
 また、棚田を核とした地域の振興のため、関係府省庁による総合的な支援の枠組みを構築し、地域の実情に応じて多様な施策が効果的に活用されるようにするとともに、施策の更なる充実・強化を図ることとする。
 本基本方針は、法第5条の規定に基づき、棚田地域の振興の意義及び目標並びに棚田地域の振興に関する施策に関する基本的事項を示すとともに、都道府県による指定棚田地域の指定の申請、指定棚田地域振興協議会による指定棚田地域振興活動計画の作成等に当たって、指針となるべき基本的事項を定めるものである。
 都道府県においては、本基本方針の趣旨を十分に踏まえて、指定棚田地域の指定申請等を積極的に行うことが期待される。また、市町村が組織する指定棚田地域振興協議会においては、本基本方針に即して、地域の実情に合った指定棚田地域振興活動計画を作成することが期待される。

【以下本文略】

by taku-eto | 2019-08-22 17:22
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