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江藤拓 日常活動報告

etotaku.exblog.jp

6月30日

本日は、持ち回りで定例閣議が開催されるとともに、7階講堂で定例記者会見を開催致しました。

会見では、明日7月1日で再開から1年を迎える商業捕鯨についてのご質問にお答え致しました。
商業捕鯨については、我が国は鯨類の資源に影響が出ないようIWC(国際捕鯨委員会)にしっかり情報提供しながら科学的根拠に基づいて実施してきており、海外から概ね冷静な反応を頂いております。日本の捕鯨は大切な文化ですから、しっかりと続けて行きたいと考えております。消費面でも、今回の商業捕鯨による鯨肉は新鮮なものであり、「冷凍よりも美味しい」との評価も頂くなど消費者の方々にも好評であったと承知しております。

他方で、鯨肉の消費の中心は学校給食を経験した世代の方々であり、より幅広い世代の方々に鯨肉の美味しさを知って頂く事が課題と考えております。その為には、新しい商品開発や、学校給食での活用などの工夫が必要であり、商業ベースに乗せる為の高付加価値化や販路拡大も含めて、しっかりと消費拡大を図っていく事が重要であると考えております。

また、農産物検査についてのご質問にもお答え致しました。
私は、農産物検査は農家が望めば誰でも必ず利用できるベースラインの検査として定着しており、今後も必要なものであると考えております。
他方で、交付金の不正受給、不正表示はあってはならない事です。農産物検査を受けていないコメが交付金の対象となるという事であれば、対象の数量、表示の根拠などをしっかりと確認する必要があると考えております。
今後予定される規制改革推進会議の答申に向けては、私が会見で申し上げたこのような点が確保されるよう、最終的な調整を担当部局に指示しているところであります。

その後も、役所で国際案件など種々の打合せを行いました。

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by taku-eto | 2020-06-30 16:15
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