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江藤拓 日常活動報告

etotaku.exblog.jp

SDGsと農林水産業の関わり

本日の衆議院農林水産委員会は、昨日の「農林水産大臣所信」に対する質疑が行われました。

さて昨日の講演の中で「SDGsと農林水産業の関わり」についても話しましたが、
その後、会場でお聞きになられた方やブログを見られた方から「もう少し話を聞きたいと」という反響を数多く頂きましたので、
少し説明をさせて頂きます。

皆様ご存じの通り、SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)は、だれ一人取り残さない、持続可能でより良い社会の実現を目指す世界共通の目標として、2015年の国連サミットにおいて採択され、2030年を達成年限とし、17のゴールを設定しております。

私が農林水産大臣の在任中に、政府の「SDGsアクションプラン2020」に掲げた「112」の農林水産施策について、各ゴール毎の関りを簡単に説明しますと、

ゴール1「貧困をなくそう」
→子ども食堂で子供の食事・栄養状態を確保

ゴール2「飢餓をゼロに」
→持続可能な農林水産業の推進、
 栄養改善に関する国際協

ゴール3「すべての人に健康と福祉を」
→食の安全の確保、農福連携

ゴール4「質の高い教育をみんなに」
→食育の推進

ゴール5「ジェンダー平等を実現しよう」
→農林水産分野における女性の活躍

ゴール6「安全な水とトイレを世界中に」
→途上国における農業用水の持続可能な
 利用の推進

ゴール7「エネルギーをみんなに そして
     クリーンに」
→農山漁村における再生可能エネルギー
 (バイオマス、小水力発電)の活用

ゴール8「働きがいも経済成長も」
→農林水産業の成長産業化(生産基盤強化、
 担い手育成確保)

ゴール9「産業と技術革新の基盤を
            つくろう」
→スマート農林水産業、衛星データの利活用

ゴール10「人や国の不平等をなくそう」
→条件不利地域の農業者支援
(中山間直接支払制度)

ゴール11「住み続けられるまちづくりを」→治山対策、家庭における食料品備蓄の
 推進、買い物難民対策

ゴール12「つくる責任、つかう責任」
→食品ロスの削減、農業用プラスチックの
 適正処理

ゴール13「気候変動に具体的な対策を」
→地球温暖化対策(温室効果ガス削減、
 気候変動に適応した品種開発)

ゴール14「海の豊かさを守ろう」
→水産資源の管理、海洋ごみ対策

ゴール15「陸の豊かさも守ろう」
→有機農業、森林資源の適切な管理

ゴール16「平和と公正をすべての人に」
→途上国への食料援助や各国との
 経済連携協定等を通じた紛争の解決

ゴール17「パートナーシップで目標を
             達成しよう」
→途上国のフードバリューチェーンを
 構築するための国際協力

で、農林水産業は全てのゴールと密接に関係しております。

更に昨年改訂した「食料・農業・農村基本計画2020」に初めて「SDGs」という言葉を盛り込み、施策の推進に省上げて取り組むことを置付けました。

これからも関係者の皆様と一丸となって、全てのゴールの達成に向けて邁進して参ります



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by taku-eto | 2021-03-10 16:57
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