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江藤拓 日常活動報告

etotaku.exblog.jp

食育白書

毎月19日は食育の日です。

1は初「しょ」、9は「く」、すなわち19は「しょく(食)」を連想させ、また19は
「いく(育)」を連想させるため、毎月19日が食育の日に定められました。

さて、食育の日の本日、自民党の農林関係会議に「令和2年度食育白書」の骨子が示されました。

白書ではまず、新型コロナウイルスの感染拡大の中で、人々の意識や行動がどのように変化し、その中での食育の取組について触れられています。

農林水産大臣在任中は、インバウンドの減少などで滞った国産農林水産物等の販売促進を狙いとする緊急対策事業や、「#元気いただきますプロジェクト」を立ち上げ、学校給食や子ども食堂等へ食材を提供する取組も支援対象にして全国の多くの子どもたちに、和牛や鮮魚など地元の農畜水産物を味わってもらいました。

また、食育の一環として、子ども食堂や宅食に政府備蓄米を提供するなどの支援も行いました。

これらは、生産者支援の面はもちろんですが、地域や所属コミュニティでの「共食」
の機会を失わせないことを強く意識して取り組んだものであり、コロナ禍における孤独・孤立を防ぐ意味においても意義深く、だれ一人取り残さない、持続可能でより良い社会の実現を目指すSDGsにも合致しています。

また、白書の特集としては、SDGsのゴール3「すべての人に健康と福祉を」やゴール4
「質の高い教育をみんなに」に深く関連する、食文化の継承を取り上げることとして
います。

日本人の伝統的な食文化「和食」は平成25年にユネスコ無形文化遺産に登録された一方で、地域の風土に根ざした郷土料理や伝統料理の継承が危ぶまれております。

是非皆様にも、毎月19日は「食育」に想いを馳せ、地域をあげての食文化の継承に取組んでいただきますようお願いいたします。
by taku-eto | 2021-03-19 15:33
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