本日は、自民党総合農林政策調査会長としての抱負などについて、日本農業新聞と日本農民新聞社から取材を受けました。取材後は、宮崎市、都城市、門川町の各農業委員会の会長が事務所にお越しになられました。門川町の米良成志(しげゆき)会長は、元門川町長で、父 江藤隆美の時代から大変お世話になっております。
親父は政界引退後に門川町名誉町民の称号を頂きましたが、「大臣に就任したときより嬉しい」と言っていたことが思い出されます。
その後、自民党本部で大幹部の先輩や水産庁長官などと打合せを行ったあと、「野菜・果樹・畑作物等対策委員会」を開催して、令和4年産甘味資源対策について関係団体から要請を受けました。
要請内容や各委員からの意見を踏まえた上で、農林水産省や財務省と折衝を行い、令和4年産の甘味資源作物価格を決定致しました。
さとうきびについては、機械化の進展による労働費などの生産コストが減少する中、対前年同額の水準を勝ち取ることができました。
また、でん粉原料用かんしょについては、サツマイモ基腐病の発生に伴う農薬代や苗代等のコスト増に対応するため、過去最高の引上げ幅となる水準を勝ち取ることができました。
総合農林政策調査会長として初めて臨んだ甘味資源対策ですが、生産者の皆様が将来に希望を持ち生産に励んで頂ける内容になったと自負しております。