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江藤拓 日常活動報告

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児童福祉の父 石井十次氏

今朝は衆議院 農林水産委員会の閉会中審査が行われ、理事会と委員会に出席を致しました。

委員会の冒頭に金子農林水産大臣をはじめ政務3役の就任挨拶があり、引き続き、畜産・酪農関係に関する質疑が行われました。

委員会終了後は、理事室において農林水産省と次期通常国会提出予定法案、国際交渉、しいたけの原産国表示、人・農地プランの法定化について打合せをしてから、明日の令和4年度畜産・酪農対策の決定に向けて、財政当局をはじめ関係各所と随時調整を続けました。

さて、本日は社会福祉法人 石井記念館友愛社の児嶋理事長や西都市の橋田市長など関係者の皆様が、約4万3,000名の署名を持って佐藤厚生労働副大臣に要請に来られました。

石井記念館友愛社は、明治時代、まだ「福祉」の概念も乏しかった時代、孤児院をつくり、児童福祉の父と呼ばれる石井十次氏の築いた福祉文化を受け継いで、宮崎県内で児童養護施設、乳児院、保育所、老人デイサービス、居宅介護支援、障がい者就労継続支援などの事業を行っています。

今回の要請内容は、平成29年8月に厚生労働省が発表した「新しい社会的養育ビジョン」に、里親委託率を上げるために明記された乳幼児施設への「新規措置入所の停止」と「施設の滞在期間の制限」の削除です。

理事長や市長、園長の要請に続き、石井記念館の児童養護施設で育って、現在は社会福祉士と乳児保育士として働いている2人の若い女性も佐藤副大臣に直接お話をされ、最後に副大臣から「児童養護施設への必要な支援に取組んで行きます」という力強いお言葉頂き、皆様も安堵されたところです。

私も郷土が生んだ偉人、石井十次氏の崇高な精神のもと、子供たちが不利益を被ることがないよう関係者の皆様と努力してまいります。

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by taku-eto | 2021-12-22 17:21
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