今朝は椎葉村の消防出初式に参加して挨拶をさせて頂きました。椎葉村消防団は、令和2年9月に発生した台風10号に伴う土砂災害現場で、被害軽減活動や行方不明者の捜索などに尽力した防災功労者として、昨年3月に消防庁長官表彰、更に11月には内閣総理大臣表彰を受賞されました。日本の原点である里山や故郷を守るために、自分の意を捨てて他者の為に尽くす、これこそが最高の美徳であり、称賛に値するものです。それを体現しているのが消防団員の諸君です。また、椎葉村消防団には女性の消防団も多数活躍されており、本当に頼もしい限りです。椎葉村を出発してからは高千穂町に向かい、宮崎県森林組合連合会高千穂共販所で開催された木材初市に出席をして挨拶をさせて頂きました。自民党の総合農林政策調査会長として、令和3年度補正予算や令和4年度当初予算(案)の編成に携わりましたが、全体的に農林水産省の予算の配分として林業は少ないと感じております。これからの時代SDGsやカーボンニュートラルの実現など環境問題を考えると、山にはもっと光を当てなければいけないと考えます。これは単に林業家の皆様だけのためでなく、国際的な公約でもあり、日本国民全体のためでもあります。そして今はウッドショックと言われ、木材価格が上がっておりますが、大事なことは川上である森林所有者や林業を営まれている方々、川中である製材業者等の方々、川下である建築業者など、木材に関わる全てのみなさまが恩恵を受けるような流通体制を整備していかねばねりません。私も自民党の農林政策の責任者として、その実現に向け懸命に努力してまいります。移動の途中で延岡市島浦漁協の組合長から電話があり、新型コロナの影響で外国人技能実習生8人がインドネシアに帰ってしまい、人材不足で困っていると相談がありました。そこで、令和3年度補正予算で措置した外国人技能実習生の代わりに国内人材を雇用する場合の掛かり増し経費として、賃金や宿泊費及び交通費などを支援できることについて説明をしましたが、
制度の周知が十分になされていなかったようで、改めて宮崎県内の各漁協をはじめ関係者の皆様に連絡をするとともに、水産庁にも周知の徹底をお願い致しました。