日本国憲法施行75年
本日は日本国憲法の施行から75年の節目となる憲法記念日を迎えました。現行憲法は、「国民主権」「基本的人権の尊重」「恒久平和」という今後も堅持すべき基本原理のもと、国民の皆様の生活や制度の中にしっかりと定着し、戦後日本の平和と繁栄に大きな役割を果たして来ました。しかし、制定から75年が経ち、新型コロナウイルス禍に加え、逼迫する世界情勢や激甚化する自然災害など、我が国をめぐる内外の情勢も大きく変化する中、憲法改正を求める世論も高まっております。国の一番の使命である、国民の生命と財産、領土・領海・領空、そして資源を守り抜くためにも、憲法改正の議論は必要です。自民党は、改憲4項目として①自衛隊の根拠規定の明記②緊急事態条項の創設③参院選の合区解消と地方公共団体の明記④国家百年の計たる教育の充実の条文イメージ(たたき台素案)を発表して、全国各地で説明会を開催しています。憲法改正は、主権者である国民の皆様の幅広いご理解とご支持が不可欠でありますので、皆様におかれましては、本日の憲法記念日に当たり、改めて日本国憲法についてご関心を深めて頂ければ幸いです。