古民家再生議連と国会会期末
今朝は自民党本部で、私が会長を務めております「古民家再生議員連盟」の総会を開催致しました。古民家は日本の伝統的な住文化を象徴する建物であり、先人の皆様が木を切って手で削り、そして手で組み立てた日本の宝です。その古民家の魅力を発信していくためには、ただ単に古民家を保存するのではなく、有効に活用していくことが大切であると考えております。私の地元宮崎県でも、古民家再生協会の坂口支部長を中心に、解体される寸前だった茅葺屋根の古民家を移築しましたが、全国的にも古民家をカフェや宿泊施設などに活用する事例は増えてきていると実感しています。更に古民家で使われている木材は多くの炭素を貯蔵しており、持続可能な循環型建築社会の実現やSDGsの目標達成のためにも、新しい命を吹き込んでこの世に生き残っていく「古材リユース市場」の確立に向けて、古民家再生協会の皆様と力を合わせて取り組んでまいります。午後は、全国古民家再生協会の「第10回 全国会員大会」に出席をして挨拶をさせて頂きました。さて、通常国会は本日で会期末を迎え、私が所属する「農林水産委員会」「北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会」「災害対策特別委員会」の閉会中審査に引き続き、午後は本会議が行われて閉幕致しました。また、本日は椎葉村の黒木村長と岡村議長をはじめとする議員の皆様が上京され、意見交換を行いました。