椎葉村 要望・勉強会
本日は椎葉村の黒木村長と村議会議員の皆様が、国土交通省と農林水産省に要望を兼ねた勉強会を実施されました。テーマは6つで、① 国道の改良整備について② 有害鳥獣による農林業被害の対策について③ 森林・林業・木材産業の振興対策について④ 乾しいたけ産業の振興対策について⑤ 森林環境譲与税の使途について⑥ 燃料・肥料・飼料・資材高騰対策についてと時宜を得た非常に重要な問題について、かなり濃密な議論をされました。日本3大秘境と呼ばれる椎葉村は、総面積537.29k㎡と村では九州で1番広く、平家落人伝説とともに神楽や民謡などが脈々と受け継がれている人口2,400人の村です。地形は急峻で96%が山林で占められており、林業が基幹産業です。ですから、昨日の意見交換会でも森林環境譲与税について、使途の弾力化や配分基準の見直しなどの意見が出され、私の方から自民党「地球温暖化防止のための森林吸収源対策PT」で取りまとめた「森林環境譲与税の活用促進等に向けた提言」の内容を説明して、年末の税制改正に向けて議論を進める旨を申し上げましたら、皆様安心されておりました。また、本日の勉強会で講師を務めてくださった国土交通省と農林水産省の担当官の皆様も、現場の生の声を聞けて本当に良かったと喜んでいただき、大変有意義な会になりました。本日の要望内容が今後の政策に活かされ、椎葉村の皆様の暮らしがより良くなることを心から願っております。