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江藤拓 日常活動報告

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小丸川「宮越排水機場(高鍋町)」完成式

本日は、来る宮崎県知事選挙において、自民党推薦で立候補を予定している方の連絡事務所開きに参加したあと、高鍋町で「小丸川宮越地区総合内水対策事業(宮越排水機場)完成式」に出席してあいさつをさせて頂きました。

高鍋町宮越地区では長年、河川の氾濫による内水被害が発生しており、特に平成17年に発生した台風14号においては、住家170戸の床上・床下浸水の被害を受けました。

そのため、前町長の時代から行政や議会が排水機場設置の要望活動を続けられ、令和元年8月には「宮越排水機整備期成同盟会(飯干幹雄会長:880世帯)」が結成されて、私も結成直後に飯干会長や町長と一緒に、国土交通省水管理・国土保全局長や治水課長(現:九州地方整備局藤巻局長)に要望に行きました。

この様な地域の皆様の団結と意思の表示が国に伝わり、異例のスピードで令和4年度中の完成を目指して工事が進められていた中、今年の台風シーズンに備えて9月1日から暫定的に運用が開始されておりました。

その後に発生した台風14号では、平成17年の台風14号と同等以上の雨量を記録しましたが、暫定運用による排水ポンプの稼働により浸水被害を防ぐことが出来ました。

改めて藤巻局長や飯干会長をはじめ関係者の皆様のご尽力に敬意と感謝を申し上げます。

しかし、今日の完成式を見ることなく、高鍋町の副町長が先週の金曜日にお亡くなりになられたことは誠に残念でなりません。さぞかし無念だった事だと思います。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

今回の台風14号で西都市と新富町に流れる一ツ瀬川や、延岡市、入郷地区など多くの地区で内水氾濫による甚大な被害が発生しました。

これらの地区の皆様のご要望に応えるためにも、発生のメカニズムを解明した上で、「流域治水」という流域全体で行う総合的かつ多層的な水害対策を関係機関と協力して、しっかりと講じてまいりたいと思います。

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by taku-eto | 2022-11-23 12:36
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