九州中央自動車道早期整備
本日は、宮崎県延岡市の「道づくりを考える延岡女性の会」の皆様が、九州中央自動車道の早期整備の要望にお越しくださいました。九州中央自動車道は、熊本県嘉島町と、延岡市を結ぶ延長約95キロの高速道路で、九州中央部を東西に結び、産業、経済、文化の交流・発展を支える重要な路線です。今週は宮崎県森林林業協会の緒嶋会長も要望にお越しになられるなど、これまで宮崎・熊本両県では官民挙げて早期完成の要望活動を続けられてきました。こうした皆様の熱い想いを受け、熊本県側は、「嘉島JCT~山都中島西」が開通しており、令和5年度には、「山都中島西~山都通潤橋」が開通予定とされております。また、宮崎県側は、「蔵田~延岡JCT」、「雲海橋~平底」が開通しており、更に「五ヶ瀬東~高千穂」、「蘇陽~五ヶ瀬東」、「高千穂~雲海橋」と近年、立て続けに事業化されているところです。その内、昨年1月には、「高千穂~雲海橋」の中心杭打ち式が、同年3月には「五ヶ瀬東~高千穂」の着工式が行われました。しかしながら、供用率(開通区間)は、まだ約32%と低い状況にあり、利便性の向上はもとより、大規模災害時の救助・物資の輸送や、救急救命施設への搬送時間短縮につながる「命の道」として、早期整備が急がれます。来月3日にも、宮崎・熊本両県の各建設促進期成会の皆様が要望にお越しになられますが、私も地域住民をはじめ関係者の皆様と一丸となって、1日も早い完成を目指して取り組んで参ります。