ブログトップ | ログイン

江藤拓 日常活動報告

etotaku.exblog.jp

宮崎県家畜人工授精師協会

本日は、宮崎県家畜人工授精師協会の皆様と、事務局を務める宮崎県家畜改良事業団の皆様が事務所にお越しくださいました。

日本の和牛は、ほとんどが自然交配ではなく、優秀な種雄牛から採取した精液を人工的に繁殖用雌牛に「種付け」を行うことにより受胎させて、子牛が生産されています。

この人工的な「種付け」を行うのが家畜人工授精師です。そして種雄牛の評価・選抜を行い、より優秀な種雄牛を生み出すとともに、その精液の計画的な供給・管理を行うことにより、肉用牛の改良増殖を促進するのが宮崎県家畜改良事業団の役目です。

繁殖用雌牛は受胎後約40週で出産し、出産後2か月程度の休養を経て、「種付け」・「受胎」・「出産」を、平均で10年程度繰り返します。

牛はあくまでも経済動物であり、高騰する飼料価格などを考えると、畜産経営上は、「1年1産(さん)」が理想であり、繁殖用雌牛にどのタイミングで人工授精を行えば確実に受胎するかを見極めるのも家畜人工授精師の腕の見せ所です。さらに、血統と枝肉成績の関係を考慮することにより、交配する種雄牛の提案もしていただいています。

また、宮崎県家畜改良事業団は、我が国トップクラスの種雄牛群を有しており、だからこそ、平成22年の口蹄疫の発生時は正式な手続きを経て、山中に避難させ貴重な種雄牛を維持することが出来ました。そして昨年の全国和牛能力共進会における4大会連続内閣総理大臣賞受賞などの「チーム宮崎」の活躍に、家畜人工授精師の皆様とともに大きく貢献しています。

私が農林水産大臣の時に、和牛遺伝資源の海外への不正流出を防ぐ「和牛遺伝資源関連2法」が成立しましたが、これからも「日本一厳しい」と言われる「宮崎方式」の精液流通管理体制のもと、「我が国の宝」である和牛文化を守り、更なる振興にお力添えを賜りますよう、宜しくお願いいたします。

宮崎県家畜人工授精師協会_a0143152_17095325.jpeg

宮崎県家畜人工授精師協会_a0143152_17100350.jpeg

by taku-eto | 2023-02-14 17:08
<< 建設人材育成優良企業表彰 国交大臣賞 宮崎県北部地区郵便局長会総会 >>