一昨日に千秋楽を迎えた大相撲夏場所で、宮崎県延岡市出身の琴恵光関が、2場所連続となる勝ち越しを決めました。琴恵光関をはじめ関係者の皆様に心からお祝いを申し上げます。さて本日は、私が会長を務める自民党総合農林政策調査会と、農林部会(武部新部会長)、林政対策委員会(中谷元委員長)が合同でとりまとめた「森林・林業・木材産業政策の展開について」の決議について、野村農林水産大臣に申し入れを行いました。森林木材は言うまでもなく私達の生活に豊かな恵みをもたらしてくれる大切な資源ですが、近年のウッドショックをはじめ輸入材リスクへの対応は避けられません。また、気候変動といった地球規模の課題への対応として、カーボンニュートラルを実現する必要があります。このため決議には、国産材を安定的に供給できる体制の構築や、将来の資源を育てる再造林の促進などを盛り込みました。さらに花粉症対策として花粉の少ないスギへの植替えも進めて、スギを木材として使うことや、働き手の育成を含め川上から川下までの一連の取組を強化していくことを求めています。野村大臣からは、国産材の安定供給や再造林、花粉対策など、決議の内容はいずれも重要な課題であり、しっかり取り組んでいくとの決意を示していただきました。また、4年ぶりに開催された全国農業委員会会長大会に出席された宮崎県内各市町村の会長の皆様が、自民党本部を訪ねて来てくださいました。
現在、地域農業の設計図とも呼べる「地域計画」の策定に向けて、農業委員と農地利用最適化推進委員の皆様にはご尽力を頂いております。
地域の皆様の意見を丁寧にお聞きし、現場の意向や思いをしっかりと反映させていく大変重要な役割を担っておられる皆様方と手を携えて、地域農業の発展に努めてまいります。