ブラジルとアルゼンチンを訪問
自民党の代表団として、小野寺五典安全保障調査会長、武部新前農林部会長の他、外務省経済局長、農林水産省担当審議官、自民党政務調査会職員などとともに、南米のブラジルとアルゼンチンを訪問してまいります。今年はブラジルでG20が開催されるなど、グローバルサウスの一環である南米が世界の重要な舞台となる「南米イヤー」ともいうべき年であり、ブラジル・アルゼンチン・パラグアイ・ウルグアイ・ボリビア五ヶ国の関税同盟である「メルコスール」と我が国の関係強化の機運も高まっています。その一方で、「メルコスール」は牛肉や砂糖等の世界有数の生産国かつ輸出国であることから、我が国の農業界への影響も十分に分析した上で対応していく必要があります。このため、今回の訪問では、ブラジルとアルゼンチンの政府関係者、農業関係団体、現地に出向している日系企業幹部等との意見交換や現地の農場等の視察を行います。実は、父 江藤隆美が日本国代表特派大使として、2003年、ブラジルのルーラ大統領就任式典に出席しております。ルーラ大統領は2023年に再度、大統領に就任しましたが、そのブラジルに行くことについて、大変感慨深いものがあります。現地では、両国の農畜産物の生産や加工の状況について情報収集を行うとともに、相手国政府に対して我が国の農業をとりまく状況や考え方をしっかりと説明してまいります。