岸田総理に「台風10号被害対策」を要望
先週、日本列島を縦断した台風10号は、各地で大きな被害をもたらしました。宮崎県でも、大雨による土砂災害や浸水、道路の決壊などに加え、竜巻とみられる突風が2市4町(宮崎、西都、国富、新富、都農、門川)で発生し、多数の負傷者が出たほか、住宅や道路、河川、農地・農業用施設、林地・林道、商業施設などに甚大な被害が生じました。私は先週の金曜日から週末にかけて、日向市(東郷町)、美郷町、門川町、椎葉村、諸塚村の災害現場などを視察し、今週の月曜日には西都市と児湯郡で突風被害のあったビニールハウスや養鰻場で、被害に遭われた方々からお話を伺いしました。ビニールハウスが被災した西都市の若いご夫婦が、潰れて撤去するハウスに定植したばかりのピーマンの苗に水をあげながら「子供と一緒ですから、可哀想で」と言われた言葉が身にしみました。そこで本日は、被災された方々の生活や経済活動が一日でも早く回復出来るよう、宮崎県知事、宮崎市長、JA・商工会議所・養鰻組合の各代表と一緒に岸田総理と松村防災担当大臣に要望に行きました。岸田総理と松村大臣からは「政府を挙げて復興に取り組む」と力強い言葉をいただきました。さて、明日は、五ヶ瀬町で国政報告会を行います。国政報告会に先立ち、令和4年9月の台風14号でアクセス道路が寸断され、2年連続で休業を余儀なくされた五ヶ瀬ハイランドスキー場の視察を行います。今シーズンの営業再開に向けて復旧工事が進んでおりましたが、今回の台風10号でも道路が陥没するなどの被害が出ており、大変心配しております。そして、土曜日は延岡市恒富中学校区と高鍋町で国政報告会を行い、日曜日は美郷町南郷でも国政報告会を開催します。そのあと、林芳正官房長官とともに、五ヶ瀬町役場の訪問や、更に高千穂町では和牛生産農家の視察と様々な業種の若者たちとの意見交換を行う予定です。