「農業構造転換推進委員会」本格的な議論開始

本日は、私が委員長を引き受けさせていただいた「農業構造転換推進委員会」を自民党本部で開催し、先週の初会合に引き続き本格的な議論がスタートしました。

委員会の開催に先立ち、役員会を開きましたが、出席した役員の方々から侃々諤々の意見が出て、予定の1時間を40分以上オーバーしました。これは、議員各位の真剣さと、本委員会で議論するテーマの重要性の表れだと感じました。

さて、新たな水田政策をはじめとする諸政策の検討においては、精度の高いエビデンスが非常に重要です。そのため「短期対策」として、米の生産量に係る統計調査の制度向上や、流通の実態把握の強化、更には需給見通しの在り方などついて、来月には結論を出せるよう議論を進めてまいります。

また、「中長期対策」では、コストを考慮した合理的な価格形成や、農地集約・大区画化・スマート農業の導入による生産性の向上などについて、二つの分科会を設置して議論を行います。

いずれにしましても、我が国の安全保障を守るために、国防と同じく食料の安全保障を確立し、国民の皆様に適正な価格で安定的に食料を供給することが出来るよう、しっかりと議論した上で方向性を示してまいります。