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江藤拓 日常活動報告

etotaku.exblog.jp

2019年 10月 21日 ( 1 )

長野県訪問

本日は、台風19号の被害状況調査の為、長野県を訪問致しました。

台風19号によりお亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げるとともに、被災された全ての方々にお見舞い申し上げます。

台風19号は、多くの河川の決壊により、農林水産業に甚大な被害を与えました。

まずは人命救助が第一であり、すぐに現地に入れない事に私として忸怩たる思いでした。このタイミングでの訪問となった事をまずは深くお詫びします。

最初に訪問したJAながの長野平ライスセンターでは、浸水で施設内の乾燥機や籾摺り器等が損壊している他、収穫後にライスセンターで保管していた米が湛水被害を受け廃棄せざるを得ない状況である事などの説明を受けました。

次に直売所アグリながぬまの被害状況を見た後、千曲川堤防周辺の長沼地区のりんご圃場の湛水被害状況を見させて頂きました。

見て回りながら、手塩にかけた農地、園地がこのような姿になってしまって、本当に辛い気持ちになりました。
実際にりんごの葉を手で触ってみると、泥がこびりついて取れない。樹体も堆積した泥に30-40cm埋まってしまっていました。

次に、JAながの長野平フルーツセンターを訪問し、施設の被害状況を見させて頂きました。ここも浸水で、施設内の選果機や冷蔵庫などが損壊し、収穫した大量のりんごを廃棄したとの事でした。

その後、被災した生産者の皆様、長野県の太田副知事、JA長野中央会の雨宮会長、JAながのの宮澤代表理事専務理事ほか関係者の皆様と意見交換を行いました。

生産者の皆様からは、
りんごの樹体が折れたり倒れたりし、元の園地に戻すには相当の時間がかかるが、その間収入がなくなってしまう
樹体に堆積した泥の除去はスピード感を持って対応しないと樹体が持たない
被害にあったりんごは水で洗えばいいとの一部報道があったが、誤報であり、我々は水に浸かったりんごは一切出荷していない
農地、園地、農機具だけでなく住居も水没して、収入もなく農業どころではなくなって、もう辞めたいと考えている人が沢山いる
保証もなく借り入れもできず、このままでは前を向けるか分からない
農地のゴミの撤去をどうすればいいのか全く分からない
などの切実な声を聞かせて頂き、よく胸に響きました。

生産者の皆さんは家の片付けなどの生活の再建がまず先で園地にも入れていませんので、農林水産省として、泥の除去や洗浄等の支援をスピード感を持ってプッシュ型でしなければ大変な事になると実感しました。

改植支援や未収益期間の支援の検討についても農林水産省内で追加的支援の検討に入っています。

本省に戻ってから直ぐに、省内災害対策本部を開催し、両副大臣、政務官からも視察状況の報告を受けました。それらも含めて、本日、現場でお聞きしたご要望などへの対策を全力で検討し、現場のニーズに寄り添った総合的な支援策を打ち出していきたいと考えています。

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by taku-eto | 2019-10-21 20:27