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江藤拓 日常活動報告

etotaku.exblog.jp

2020年 06月 25日 ( 1 )

新たな「食料・農業・農村基本計画」に基づく政策の推進

通常国会が閉会し、現在は、令和3年度予算概算要求などに向け、各種施策の検討を行っておりますが、
本日は、その検討の基本的方向性を示す「食料・農業・農村基本計画」のポイントを改めて御紹介致します。

本年3月の新たな策定に当たっては、省内はもとより、審議会や与野党の皆様も含め徹底的に議論し、私も、現場で汗を流しておられる農業者の皆様の事を思い浮かべ、「将来の農業・農村がどうあるべきか」を考えながら対応しました。「基本計画」は今後の農政の中長期的なビジョンでありますので、本来であれば、策定後直ぐに、全国各地の農業者の皆様に御説明していく考えでありましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、十分に現場に赴く事が出来ておりません。

来年度に向けた各種施策の検討が本格化する中、本日は、この場をお借りして、ポイントをお伝えさせて頂きます。

ポイントは4つです。

・中山間地域など経営規模の大小といった条件にかかわらず農業経営全体の底上げをします。
一部の人だけでなく、全体の生産基盤を強化を進め、農業経営の底上げを図り、農業を国際競争や災害にも負けない足腰の強い産業とする事で、地域を守り、次世代に継承していきたいと考えております。

・政府全体の輸出本部の下で輸出拡大を図ります。
今後、少子高齢化で国内の食市場が小さくなり、出口政策が必要になります。目標達成に向けて、各省で連携していきたいと考えております。

・中山間地域では複合収入が重要であり、関係府省と連携して農村施策を推進します。
規模拡大は中山間地域等では難しい為、コメと畜産などの複合経営や、農泊、棚田、ジビエなどの地域資源とも組み合わせて所得や雇用の機会を確保していく事、また、生活インフラなど定住できる条件を整備していく事が必要です。農村施策は、農林水産省が中心となって進めていきますが、道路や観光など他省庁との連携が欠かせないと考えております。

・食や農に関する国民運動を通じて国民的合意を形成します。
食料安全保障を確立していく為には、農業者の皆様の努力に加え、国民の皆様に、我が国の食や環境を支えている農業・農村への御理解を賜り、「農は国の基(もとい)」との認識が国民全体で共有されるよう、国民運動を展開して参ります。


一部の人だけでなく全体の農業生産基盤を強化する事で、地域が守られ、次世代に継承されていくものと考えております。また、農業者はもとより、国民の皆様にご理解を賜り、「国の基」である農業を国民全体で次世代に繋いで参りたいと考えております。

また、今回の新型コロナウイルスの感染拡大により、一部の国において輸出規制の動きがあり、食料安全保障に対する国民の皆様の関心も一層高まってきていると認識しております。
今回の「基本計画」では、食料の安定供給を図るため、
・輸入品からの代替が見込まれる小麦・大豆等の国産農産物の増産
・農業経営の底上げにつながる生産基盤の強化
・荒廃農地の発生防止や解消による農地の確保を図ることとしており、
これらを通じて、食料自給率の向上を図り、将来にわたって食料の安定供給を実現して参ります。
by taku-eto | 2020-06-25 18:10