本日は、官邸で閣議に出席した後、農林水産業・地域の活力創造本部に出席致しました。
本部では、「農業生産基盤強化プログラム」を決定しました。
本プログラムは、最重要課題である生産基盤の強化を目的とする政策パッケージとして取りまとめたもので、新たな司令塔組織の下での輸出促進や肉用牛・酪農の生産拡大、自然災害やCSFへの対応強化など11項目の関連対策を推進致します。
補正予算も含め具体化し、切れ目のない対策を講じて参ります。
役所に戻って閣議後記者会見を行った後、群馬県榛東村の相馬原駐屯地に向かいました。
11月28日のCSFの野生イノシシへの経口ワクチンの空中散布の実証実験には、国会会期中のため参加出来ませんでしたので、現場の部隊の皆様にお礼を申し上げるために訪問致しました。
河野防衛大臣には日頃からお願いとお礼を言っておりますが、実際に空中散布をした隊員からも話を聞けて大変良かったと思います。
第12旅団の皆様には本年2月に長野県宮田村の養豚場での殺処分等のために出動頂き、迅速な防疫措置の完了にもご協力を頂きましたが、本来業務ではないワクチンの空中散布には、やはり民間と違い特別なスキルを持った自衛隊の部隊の活動は大変ありがたく頼もしい限りです。
空中散布は全国的に関心が高く、自衛隊の協力を得て、我が国の自然環境やイノシシの生態に合った効果的な空中散布の方法を確立していきたいと考えています。