本日は日本国憲法の施行から75年の節目となる憲法記念日を迎えました。現行憲法は、「国民主権」「基本的人権の尊重」「恒久平和」という今後も堅持すべき基本原理のもと、国民の皆様の生活や制度の中にしっかりと定着し、戦後日本の平和と繁栄に大きな役割を果たして来ました。しかし、制定から75年が経ち、新型コロナウイルス禍に加え、逼迫する世界情勢や激甚化する自然災害など、我が国をめぐる内外の情勢も大きく変化する中、憲法改正を求める世論も高まっております。国の一番の使命である、国民の生命と財産、領土・領海・領空、そして資源を守り抜くためにも、憲法改正の議論は必要です。自民党は、改憲4項目として①自衛隊の根拠規定の明記②緊急事態条項の創設③参院選の合区解消と地方公共団体の明記④国家百年の計たる教育の充実の条文イメージ(たたき台素案)を発表して、全国各地で説明会を開催しています。憲法改正は、主権者である国民の皆様の幅広いご理解とご支持が不可欠でありますので、皆様におかれましては、本日の憲法記念日に当たり、改めて日本国憲法についてご関心を深めて頂ければ幸いです。


本日は宮崎県高千穂町の天岩戸(あまのいわと)神社の春季大祭(西本宮例祭)です。例祭とは神社で行われる祭祀のうち、もっとも重要とされる儀式で、例えば人物神を祀る神社ではその人物の誕生日や命日に例祭を行うことが多くみられます。普通例祭は年に一度ですが、天岩戸神社の場合は、神社が二か所にあるため、春は5月2日に西本宮で、秋は9月23日に東本宮で行われます。天岩戸神社は日本神話(古事記・日本書記)に出てくる「天岩戸神話」の舞台になった場所で、天照大御神が乱暴な振る舞いをする弟神の須佐之男命(すさのおのみこと)を嘆いてお隠れになられた「天の岩屋(あまのいわや)」をご神体として祀っています。そのため、全国でも珍しく本殿は無く拝殿から川向こうの御神体をお参りする形となっております。また、天照大御神がお隠れになられたために、神々が住む「高天原(たかまがはら)」が真っ暗闇になり、困った神様たちが集まって相談をしたと言われる「天の安河原(あまのやすかわら)」が、神社から岩戸川沿いにしばらく歩くとあり、地元や観光客の方々が小さい石を積み上げ願い事をする場所となっております。御神幸はコロナウイルスの影響で中止になりましたが、本日の午前中に祭典が行われ、神楽の奉納は今日と明日行われます。このように高千穂町をはじめ宮崎県内にはたくさんの観光スポットがありますので、このゴールデンウイークは新型コロナの感染に十分気をつけながら、是非、宮崎に遊びに来てください。


昨年12月に宮崎市で開かれた「親子特撮映画製作教室」で、小学生たちが撮影した映像を基に制作した映画「宮崎県庁怪獣大決戦」が8月下旬までYoutubeで公開されています。https://www.youtube.com/watch?v=AP3DTcO2SRU宮崎に現れて大暴れする怪獣レッドキングとゴモラをウルトラマンが倒すまでを描いた約3分間の特撮短編映画ですが、果たして無事に倒すことが出来たのかは、ご覧になられてのお楽しみです(^^♪映画では街中と宮崎県庁が破壊されるシーンや、河野知事が「宮崎県巨大不明生物特設災害対策本部を設置します」と緊迫して登場するなど迫力満点です。セットの制作から照明の当て方、人形の動かし方まで、「ミニチュアをいかに本物に見せるか」をテーマに、ゴジラシリーズで美術監督を務める三池敏夫さんなど特撮映画の第一線で活躍するプロの指導を受けながら撮影をされたそうです。また、作品で使用されているジオラマなどは100円ショップやホームセンターで手に入る材料を使っているため、製作費は数万円だということで、さらに撮影はほとんどスマホで行われたとの事です。エンドロールでは撮影の様子を映した映像もあり、最後まで楽しめる作品なので、是非、皆様もご覧になってみて下さい。制作に携わった小学生から、将来、日本を代表するクリエーターが誕生すること大いに期待します(^^)


今朝は、自民党本部で「農産物輸出促進対策委員会」を開催して、米の輸出に先進的に取組んでおられる企業からヒヤリングを行いました。委員会終了後は、「米の需要拡大・創出検討PT」の会合を開催して、PTとしての骨子案について議論を行いました。PTに引き続き、「食料安全保障に関する検討委員会」の役員会を開催して、これまでの意見について整理を行いました。午後の本会議では、本年5月15日に迎える沖縄の本土復帰50年の節目に当たり、沖縄振興を国家戦略として取り組む「強い沖縄経済と平和創造の拠点としての沖縄をつくる本土復帰五十周年に関する決議案」が提出され、賛成多数で可決されました。決議には「政府は米軍基地の負担軽減と諸課題の解決に向けた責務を果たす必要がある」としたうえで、「世界を魅了する沖縄に向けた総合的かつ大胆で持続可能な振興策を、政府、国会、沖縄県が一体となって推進すべきである」などの決意が明記されました。この決議を受け岸田総理は、「沖縄振興策を総合的・積極的に推進し、強い沖縄経済の実現と、基地負担軽減の目に見える成果を一つ一つ着実に積み上げてまいります」と所信を述べられました。本会議終了後は、再び自民党本部で「農業基本政策検討委員会」を開催して、米政策の進捗状況について議論を致しました。


今朝は自民党本部で「地球温暖化防止のための森林吸収源対策PT」の会合を開催して、これまで各自治体などからお聞きしたお話も踏まえたPTとしての「森林環境譲与税の活用促進に向けた提言(案)」について議論を行いました。PT終了後は、衆議院農林水産委員会で、農林水産関係の基本施策に関する質疑を3時間に渡って行いました。お昼は、与党政策責任者会議に出席をして国会提出予定法案の審査を行ったあと、自民党本部で「農業経営における資金調達のあり方検討PT」の会合を開催致しました。このPTでも、これまでのヒヤリングなどを踏まえた提言(案)について議論を行いました。両PTの提言(案)につきましては、ゴールデンウィーク明けに高市政調会長に報告した上で、総務大臣と農林水産大臣に要望に行く予定です。さて、本日は議員会館に宮崎県町村会長にご就任された、日之影町の佐藤貢町長が御挨拶にお越し下さいました。佐藤会長は「17町村長と協力して、新型コロナウイルス感染症や人口減少、地域交通網維持など多くの課題の解決に向けて全力で取り組んで行く」と抱負を語られました。私も佐藤会長とともに、町村をはじめ地域の発展のために尽力してまいります。