昨日、拉致問題対策特別委員会で参考人招致が行われ、飯塚繁雄さん、横田滋さん、増元照明さん、西岡力さん、荒木和博さんの5人の方から意見を聞く機会を得ることができました。
この8年間余り、進展がほとんど無いことに対する政府に怒り、失望の言葉が胸に突き刺さります。
安倍内閣で設置された拉致対策本部も政権交代後は設置されず、閣内に拉致担当大臣さえ置かない事に対する不信もひしひしとと伝わってきました。
横田滋さんが私の問いかけに対して「孫には会いたいが、そのことで北朝鮮の死亡しているという言い分を認めることになりかねないので、私は行かない」と穏やかに答えられたのには胸が締め付けられる思いです。
北朝鮮は10年前から配給も無くなり、金正日の健康状態もぎりぎりだという報道もあり、新体制に移行するのか、もしくは体制崩壊するのか瀬戸際の所にあります。
韓国も哨戒艇沈没のこともあり、現政権は日本と共同歩調を取る姿勢であり、アメリカも金融制裁を再開しました。
今こそ一歩でも踏み出す時です。